はいくのこみち

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5月の俳句

  花吹雪散るも並木の存在感

  思ひ出を連れて今年の花筏

  退職の花束の薔薇萎れけり

  春の空二重の虹のあたたかき

  春の空足とどめしむ二重虹

  ヒーターを点けたり消したり空模様

  散る花も花の命の証なり

  代掻きや人や道具や賑はえり

  苗床をしゃがんで見いる父子連れ

  麦の秋きらきら光る帰り途


      *   *   *   *   *   *   *   *


撰者の病気で、白露が終刊となることになった。
なんだか、急なことなので、混乱している。

それで、最後の投句は今までの自作の中から、
五句を自選で提出する。
うまい下手はわからない私。好きな句を選んでみた。


  ◎碧空に銀杏紅葉のつきささる

  ◎ゴーヤの実ゆらりゆらりと豪雨かな

  ◎蕗の葉の山を包みし定山渓

  ◎美容師の指あたたかし春の雪

  ◎山茶花咲く旅立つ母の薄化粧

  ○初生りの茄子をゆつくり焼いてゐる

  ○迷ふほど花を追ひかけ墓地の中

  ○二歳児の素足の白し春隣

   紫のパンジー北風に耐へ 

   たはむれに形揃へし銀杏の葉
 
   花咲きて瓦礫に人の佇めり

   冬うらら太字の父の万年筆

   十六夜の月母と見し宵の秋
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by sora1357 | 2012-04-16 11:04 | 俳句

私、まちのつたない俳句のページです。


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