はいくのこみち

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9月の俳句

  にがうりの弾けてわびし茜雲  

  書きかけの手紙の続き夏惜しむ            (郭公)

  いわし雲絵本図書館静かなり             (郭公) 

  新涼や碓氷峠の長い坂

  秋雨やジャムのお店は軽井沢



  ビルに半分隠された花火かな

  地域ごと揺さぶるゲリラ豪雨かな

  雨風と雷鳴稲妻子らの声
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# by sora1357 | 2013-08-13 09:51 | 俳句

8月の俳句

  歯ごたへを確かめながら桃を食む            (郭公)
  
  スーパーの幟の濡れし戻り梅雨

  麗筆の暑中見舞ひを眺めをり               (郭公)

  秋立つ日米寿の人と語りけり

  打ち水や一瞬ふわり風立ちぬ



  上下を交互に食べるデラウエア

  猛々し村を飲み込む戻り梅雨

  ふるさとの桃の固さや笑みこぼる
 
  丹精を込めた西瓜は目の高さ

  滴る汗をふきふきの立ち話

  戦争を語り聞かせる夏休み
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# by sora1357 | 2013-07-19 21:14 | 俳句

7月の俳句

  にがうりは逞しき葉も花も実も

  新聞を投げ出しままの蒸し暑さ

  早苗田に映る大空底深し              (郭公)

  濡れそぼる紫陽花通りゆっくりと

  雷鳴や真一文字の孫の口             (郭公)



  自転車で行けども行けども青田かな

  水田にぽっかり浮かぶ雲の影  

  早苗道空を浮かんで歩くごと

  初めての通信簿見し母の顔

  空映すなわしろの畦怖き道

  雷鳴や相手もなしに叫ぶ声

  

  

  
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# by sora1357 | 2013-06-14 14:03 | 俳句

6月の俳句

  絵手紙の大きな茶椀走り梅雨             (郭公)

  ひび割れた田んぼの稲のなおあおし  
  
  初咲きの小きアヤメの濃紫               (郭公)

  蔓の芽を舐めつくしゆく青嵐

  ゴーヤの芽絡むネットを探しけり 



  巻きつきしゴーヤの芽風に折らるる

  数独や汗の滴る日曜日

  朝顔や不揃いの芽はこぼれ種

  庭草の芽を待ち構え草を抜く

  嬰の布団に頭乗せ昼寝かな 

  アヤメ一輪我が庭にやっと咲き

  朝顔や庭一面に芽を出しぬ

  
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# by sora1357 | 2013-05-12 16:54 | 俳句

5月の俳句

  薫風にセーラーの襟まかせつつ             (郭公)

  石垣にあふれ出ている芝桜

  特養の緋色のサツキ隙間なく

  新緑や還暦過ぎの焦燥感

  にがうりを植うる夫の背なの土              (郭公)



  庭に波打つ紅白の芝桜

  春霞市内清掃一斉に

  爽やかな風夜のウォーキング

  青嵐登校班は黙々と

  
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# by sora1357 | 2013-04-14 22:21 | 俳句

4月の俳句

  花筏ふわり流れて何処まで

  生垣の間より枝垂れ桜かな               (郭公)

  散る花や踏まないやうに歩みけり

  草若葉乳呑み児そつと草に乗せ            (郭公) 

  菜の花や僅かに揺れる昼休み



  お彼岸や姉弟集ひて寿司を食ふ

  葉桜や手話サークルの宴あり

  多磨墓地の草に止まりし桜花

  春嵐並ぶ自転車なぎ倒し





  
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# by sora1357 | 2013-03-20 17:32 | 俳句

3月の俳句

  誕生の報早まりて六花かな

  泣く嬰を抱いて歩いて春うらら            (郭公)

  ひな壇のひなを太鼓の方へ向け

  残雪や同窓会の友と見む

  卒園の子は縄跳びの縄を編む            (郭公)

  



  冬うらら百面相の嬰の顔

  暖房の音の大きくひとりの夜

  冬晴れや今もオムツを干す景色

  春嵐抱っこの嬰は泣きやまず

  

  

    
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# by sora1357 | 2013-02-16 19:09 | 俳句

2月の俳句

  アオサギは微動だにせず雪の中            (郭公)

  雪晴れやピンクのバケツ忘れられ

  おくるみをしっかり合わせ嬰を抱く

  やはらかな風を吸い込み布団干す           (郭公)

  築山に同じカーブの橇の跡 



  誕生の報早まりて六花かな

  冬晴れや今年こそはの針供養

  残雪を惜しんで遊ぶ園児たち

 

  
  

  

  
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# by sora1357 | 2013-01-16 11:21 | 俳句

1月の俳句

  足元に届く冬日やほのぬくし           (郭公)

  幾歳月ふたりぼっちの雑煮かな

  青空に向けて吐きだす白い息           (郭公)

  かなたまで続く田んぼや冬ざるる

  お見舞ひのベッドに冬の日の優し

  

  還暦を過ぎて二人のクリスマス

  年の瀬やほんのひととき美容院

  大掃除夫の手荒れにはっとする

  一日の覚悟促す朝の冷

  おしょうがちゅ覚えたてなる一歳児
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# by sora1357 | 2012-12-14 11:25 | 俳句

12月の俳句

  秋時雨赤毛のアンを読み返す           (郭公)

  小春日や虫も大目にやり過ごし  

  満員の登山電車は秋盛り

  箱根路や従姉妹と歩む鰯雲

  早朝の道新しき落ち葉掃く             (郭公)

  

  曇り空炬燵に籠る一葉忌

  穭田やじっとしている雨蛙

  紅葉も見逃す女四人旅

  白き富士大涌谷に佇めり

  師走の空に羽ばたきし勘三郎

  
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# by sora1357 | 2012-11-15 10:35 | 俳句

私、まちのつたない俳句のページです。


by sora1357