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はいくのこみち

sora1357.exblog.jp
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12月の俳句

  銀杏の葉真昼の歩道に降り注ぐ

  定年や小春日和をもてあまし

  定年や小春日和の昼下がり            (白露)

  出勤の張りつめた空冬の朝

  張りつめた会議の朝の冬の空

  出勤の空は冷たい日の光

  柚子の実を思わず齧る香りかな

  休出や夫の手料理キャベツ鍋
# by sora1357 | 2009-11-17 18:25 | 俳句

11月の俳句

  腰たたきたたき銀杏を拾う人

  霜降やペンの進まぬ見舞い状

  雪だより病の友の住む地より

  干し柿はとろりと甘し里心

  旅の宿木枯らし1号夜更けまで          (白露)

  鍋囲む昔話や友の顔

  柿捥いで職場で配る係長

  てつぺんに残る柿の実あとみつつ        (白露)

  青い空生る柿の実を数えをり
# by sora1357 | 2009-10-17 21:36 | 俳句

10月の俳句

  にがうりの枯れ葉の陰の大きな実          (白露)

  シャラシャラとゴーヤの枯れ葉風に鳴る

  満月のそこだけ雲の切れ間から           (白露)

  落ち葉踏む参道父の立ち日かな

  稲刈りは祖母の思ひ出焼きだんご
  
 
 
    あ~、今月もダメだった。
# by sora1357 | 2009-09-16 15:18 | 俳句

9月の俳句

  新涼や目覚めてたぐる肌布団

  故郷の梅酒まろやか夏惜しむ

  ゴーヤの実ゆらりゆらりと豪雨かな       (白露)

  暑気払ひ新しい手話覚えたり          (白露)

  夏惜しむ遠方の友訪ね来し

  行く夏や石段上る膝痛む

  手土産は笑顔と梨の大袋

  マンゴーを丁寧に切る娘かな

  
# by sora1357 | 2009-08-16 22:00 | 俳句

8月の俳句

  雨上がりゴーヤの雌花みつけたり

  小さくも咲くはゴーヤの雌花なり

  母と見た花火と同じ花火かな

  5年ぶり旧友と会ふ花火かな

  里帰り大地を揺らす夏の朝 

  夜明け前渋滞避けて迎え盆

  夏草の懐かしきかな郷の道

  迎へ盆煙途切れぬ無縁仏          (白露)
# by sora1357 | 2009-07-26 11:48 | 俳句

私、まちのつたない俳句のページです。


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